みなさん、おはようございます!!
コウタロウです。
本日、紹介する本は、「無印良品は、仕組みが9割」です。
私はこの本を読むまで知らなかったのですが、無印良品は
西友の子会社から始まり独立して、今に至ります。
そんな無印良品も一時は多額の赤字で低迷し「無印は終わった」と
言われた時期がありました。
そんな無印良品を救ったのが著者の松井忠三さんです。
無印良品がV字回復した軌跡と理由が詰まった1冊です。
この本で赤字から黒字へと回復させた方法を学び、実践すれば
あなたの毎日も劇的に変わる!!
ぜひ読んでみて下さい!!
オススメ度:★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・標準なくして、改善なし
マニアルづくりとは、すなわち仕事を標準化させることです。同じ業務を誰が行っても、同じようにできるようにする。そうやってひとつのフォーマットを作り上げ、さらに改善していくと、組織全体が進化します。標準を作らないうちに改善しようとしても、迷走するだけです。何事も基本なくては応用がないのと同じで、無秩序な創意工夫が力になりません。仕事も基本となる標準を固めないと、社員が応用して自分の頭で考えて働けるようにならないのです。
「標準化」、「マニュアル」これは仕組みに関する本を読むと
必ず出てくるワードです。
まず、誰がやっても同じ品質、同じ時間でできるマニュアルを
作成することにより 業務が均一化され、次に工夫して効率化できると
いうわけです。
無印の場合は、特にマニュアル整備に力を入れており、こんなに細かく
マニュアル化するのという感じでマニュアル作りだけでも1冊本が
書けそうな濃い内容です。
・性格を変える、ではなく、行動を変える
もし無口な部下に積極的にコミュニケーションをとってもらいたいのなら、人との関わりの重要性を説明したり、消極性を責めるのではなく、その部下が毎日周囲に声をかけないと業務が進まないような仕組みを用意すればいいでしょう。意識改革とは、人の性格を変えるのではなく、仕事の仕方を変えることで、自然と実現できるものなのです。
普通、仕事に人を合わせるのが当たり前かと思いきや。
人に仕事を合わせるなんて考えもしませんでした。
こんな仕事の仕方をしている会社は中々無いですね。
私は個人でやっているのでちょっと考えて、自分の性格と今の仕事のやり方が
あっているか、見直そうと思います。
・なぜ、残業なくせないのか
残業をなくすために1番有効なのは、デットラインを設けることです。ただし、デッドラインだけでは、残業をなくすには不十分です。もし仕事量を減らせないのなら、社員を増やすか、時間を増やすかのどちらかしか対処法はないのも、また事実です。しかし、社員を増やす方向に、ほんとうの改善策はありません。同じ質の仕事を社員の数を増やして対応しようとするのですから、進歩はないわけです。したがって、やはり仕事量を減らす方向に本質があるのです。
仕事の効率化などでデットラインの考え方はよく出てきます。
仕事が終わらない場合、手っ取り早いのは人を増やすことです。
我々IT業界も仕事が終わらない場合、「テストだけ手伝って」と
いった具合に、他の人に簡単にお願いしてしまいます。
でもそんなことを毎度繰り返しているので、毎回プロジェクト後半に
なるとテストだけ誰かに手伝ってもらってました。
確かに進歩なしです。
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