なぜあなたの職場は能動的ではないのか? 意見が出てこないのか?

効率化

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みなさん、コウタロウです!!

 

今日は、タイトルについて。

 

 

理由は「心理的安全性がない」から

 Gigazineの記事よみましたか? 

gigazine.net

 

すごい納得です!!

 

世界的に有名な経営学者がTEDで心理的安全性についてスピーチしたそうです。

「ある都会のせわしない病院で、夜勤をしていた1人の看護師が、ある患者に対する投薬量が多いことに気づきました。看護師は担当医に電話で確認しようかと一瞬迷いましたが、そのすぐ後に、以前担当医に電話した時にけなされたことを思い出し、電話することをやめました。また、ある若い軍パイロットも上司が重大なミスをしているかもしれない、ということに気づきましたが、上司に何かを発言することを思いとどまりました。そしてナースやパイロットとは少し立場が違いますが、ある成功した企業に就任した役員が、1つの計画を受け継いだ時に、計画に熱狂している社員を前に『何も言わなかった』というエピソードもあります。これら3つのエピソードに共通しているのは、『職場で声が必要とされていない』ということです」

 なぜこのような事が起きるかというと、自分を無知、無能だと思われたくないからとのこと。

 

プライドが高く弱みを見せたくない人は別ですが大抵は、その職場の雰囲気、上司、同僚が原因です。

 

思ったことを気軽に言えない職場は、当然意見の出る回数が多くはありません。

 

人間誰しも間違いはあるのでどんなに能力のある人でも間違った発言をすることがあります。

凡人であれば間違いの数も多いです。

 

間違った発言、質問に対して、その職場が肯定的に受け止めてくれれば、誰でも気軽に発言、質問をできますが、馬鹿にするような態度だったり、質問すらできない雰囲気だったりすると当然、発言、質問はしづらく、大きな問題があっても言い出しづらいため、問題が大きくなったり、表に出てきて初めてその問題に気づくので結果的に大きな被害になります。

 

心理的安全性があると?

Gigazineの記事でも、ある病院での実験結果について書かれています。

Edmondson教授は「いいチームは過誤の報告数が少ない」という予想を抱いていましたが、調査結果を分析したところ、当初の予想とは全く逆の「いいチームほど過誤を報告する」ということが判明したとのこと。このことから、「よいチームであるほど医師と看護師の間でダブルチェックが行われ、過誤についての話し合いが行われている」のだとEdmondson教授は考えました。

 

いいチームはミスや失敗を報告してるんですね。

ミスや失敗は必ずあるもの。

それを報告しどうすれば防げるか、失敗を減らせかの話の場を多くすることができます。

 

チームの関係性がいいとPDCAをどんどん回せるのでさらに効率がよくなります。

そんな職場はどんどん意見が出てきて、どんどん能動的になります!!

 

つまり、「うちの職場はぜんぜん意見が出てこないんだよ」とか「誰も能動的に動かない」とか文句を言っている人は、文句を言う前に、自分の態度や職場の雰囲気を見直してみるのがいい。

 

若手から質問された時に、顔も見ずに適当にあしらったり、バカにした態度をとったら次から質問にはきません。

 

当たり前ですよね。

自分がそうじゃないか? 周りにそんな人がいないか?

そんな人がいれば、それが原因ですよ!!

 

最後に

心理的安全性は自分の立場が上になればなるほど自分の振る舞いがそのまま安全性に繋がります。

 

自分の振る舞い次第で職場、チームが効率的にもなるし、非効率にもなります。

 

仕事を効率的にしたければ職場の心理的安全性を高めましょう!!

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