みなさん、コウタロウです!!
今日はタイトルについて。
残業しないと挨拶してくれない
残業しないで定時で帰る時に「お疲れ様でした」と言って帰ろうとするとあまり返事がない。
逆に遅く(20時〜22時くらい)まで残業して、帰る時は、全員が返事をしてくれる。
みなさんも、そんな経験ありませんか?
私はどこの職場でもこの経験をしてます。
若い子は、早くても、遅くても挨拶してくれるんだけど、40代、50代の人はかなり高い確率で定時上がりだと返事してくれません。
理由は、分かってます。
残業=がんばってるの図式ができてるから。
与えられた仕事が予定より早く終わらせても定時に帰ると評価されません。
逆に残業してなんとか終らせるほうが評価されます。
なんか、おかしいですね。
残業しないと仕事が増える
次です。残業しないと仕事が増えます。
毎日、しっかり効率的に仕事をこなし、高い品質で成果物を出して100点満点かと思いきや、周りはそう思ってくれません。
「なんであいつは楽してんだ」と、とんでもない言いがかり(因縁)をつけられます。
定時で帰った後に、仕事が終わらないメンバーがリーダーに「どうしても仕事が終わらないから、誰かに手伝ってほしいと」21時過ぎくらいに相談します
でもその時間まで残業している人達は疲れ切ってるので誰も手伝う事ができません。
そんな時、皆の脳裏に定時で帰ってるあいつの顔が思い浮かびます。
「〇〇さんは定時で帰ってるから余裕があるだろう、明日お願いしよう」とみんなで勝手に相談して既成事実のような空気を作ります。
そして次の日、「〇〇さんは、毎日定時で帰ってるから余裕あるでしょう? Aさんの負荷が高いから少し手伝ってあげて」とNoと言えない、言いづらい相談をされてしまいます。
仕事が遅くて期限までに終わらせないAさんの責任は問わず、効率的に仕事を終らせてる人に仕事を振る。
どこの現場でもこのようなことが日常茶飯事に繰り返されるため、仕事を早く終らせることをしなくなります。
だって早く終らせて帰ると、「お疲れ様です。」と言っても返事がないし、次の日急に仕事が増えるし。。。
早く仕事を終わらせると損しますね。
原因は見積もり以上の仕事してるから
もうね、これです。
見積もり以上の仕事をしてるから。
見積もりの精度が悪すぎる。
まあ、どんなに時間をかけて見積りしても結局見積もりどおりにはいかないんですね。
大体、見積もりどおりに終わらないか、ものすごく早く終わるかの2パータンが多いです。
そもそも見積もる段階で、見積もる人の知識、経験、スキルを元に見積もるのでそのレベルに満たない人だと、とうぜんその見積もり期間で仕事は終わりません。
でも見積もりって、システムの受注金額を元に見積もってるので間違いなく短い期間で高いレベルの成果物を求められます。
これは日本特有じゃないかなと勝手に思ってます。
先日、ITではないんだけど、日本とオランダの合同で舞台装置を作るみたいなのがあって日本側は2週間くらいで作ると言ったらオランダ側は「クレイジーだ、我々はだいたい半年くらいでやる」と言ってた。
それを見て、「まあ、そうかもしれないな。日本人は仕事が厳しすぎなんだな」と思いました。
もし言葉の壁がなく、海外でも働ければ、きっとものすごくラクにはたらけるんだろうな〜。
最後に
こんな意味不明な習慣、早くなくならないかな〜と思う、今日このごろです。
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