みなさん、コウタロウです!!
今日はタイトルについて。
深刻な人手不足
ネットやニュースでも深刻な人手不足が報じられています。
特に、飲食業、建設業などは深刻ですね。
過去私のブログでも人手不足についてたくさん記事を書いてます。
「なぜ賃金は上がらない?/人手不足倒産の原因」を読んでわかったこと – フリーランス チャレンジ!!
人材不足は深刻化、解消するには、効率化しかない!! – フリーランス チャレンジ!!
日本のIT人材は不足する 働き方を考えるチャンス!! – フリーランス チャレンジ!!
介護離職者が増加! さらに人手不足が進みます 解決策は在宅ワークかな? – フリーランス チャレンジ!!
日本は戦後の人口が右肩上がりになる人口ボーナス期を終え、人口オーナス期に入ってます。
これからの日本は間違いなく人口が減るんです。
人口が減るのに経済を右肩上がりに成長させようとするのは当然無理があります、というかできませんよね。
誰でも想像つくことですが、人が減るという事は、市場は売り手市場になります。
転職サイトデューダが求人倍率をまとめています。
2014年4月は求人倍率が1.5倍だったのに、2017年3月は3.0倍を超えています。
わずか3年で2倍膨れ上がってます。強烈な人手不足ですね。
また、エン・ジャパンが人手不足の影響でミドル求人(35歳〜44歳)が増えているとの事です。(2017年6月調査)
中年でも転職が難しくない時代になったという事ですかね。
但し売り手市場かと思ったら大間違い
これだけ人手不足なら誰でも仕事につける、仕事を選べると思ったら、ちょっと待って下さい。
どんなに売り手市場になっても、どれだけ人手不足と言われても、誰にでも仕事があるわけでは無いんですよ。
スキルの無い人、仕事ができない人にはどれだけ人手不足でも仕事は回ってきません。
私の現在の現場でもそうですが、人がいなくて、納期が2ヶ月ほど遅れそうですが、人を新たに1人雇って、納期を間に合わせよう(2か月の遅れを取り戻そう)とはしません。
何故なら、新たに人を雇うリスクがあるから。
お客さん的には納期を守って貰いたいですが、新たに人を雇うのはとんでもないリスクがあるんです。
実際今の現場ももう少し人がいたんですがどうしても使えない人は予定より早く契約を切って使える人だけ残して納期を延ばしてもらいました。
人を一人雇えば、納期が縮まるし、納期が2か月縮まるイコール、他の人も2か月早めに契約を切れるので人件費も莫大に節約できるんですがそれをしません。
何故なら、2回同じことを言いますが新たな人を雇うリスクがあるから。
優秀な人がいるんだったら現場に来てもらいたいですが、中々優秀な人っていないんですよね。
また、短時間の面接では優秀かどうかもわからないんですよ。
そうなると、本当は人が欲しいところでも、今居る人間で終わる納期を調整する方向になってしまいます。
なので人手が欲しいけど誰でもいいわけではない!!
というのが本音です。
「売り手市場だし、これからもどんどん人手不足になるから安心」だと思ってる人は仕事がなくなります。
リスク負って、最悪利益が無くなるくらいなら新たに人は雇いません。
だから安易に勘違いしてスキルを磨かず、危機感を持たない人は職種に関係なく仕事が無くなるでしょう。
最後に
もし、私の記事を読んで、「あぶね、危機感持ってなかった」って人が危機感を持ってくれれば幸いです。
人手不足だから安心、将来AIが進化して人間の仕事が無くなるなど安易に楽観、心配しないで自分で考えてもらえればと思います。
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