ちきりん 未来の働き方を考えよう

読書

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結構おすすめです!!

オススメ度:

 

この本を読んでから「ちきりん」の本を探すようになりました。

こんな考え方もあるのかとビックリしました。

 

以下に、本の引用と私見を記載します。

 

・年金支給額と延び続ける定年

 現在1961年4月2日以降に生まれた男性と、1966年4月2日以降生まれの女性に関しては、国民年金、厚生年金とも65歳からの支給開始が確定している。
2013年4月1日自転で51歳以下の男性と46歳以下の女性の年金支給年齢は”早くて”65歳。
つまり今30歳未満の人たちに関しては、年金は70歳を超えてからの受給となる可能性が濃厚であり、さらに若い今の小学生などは70歳を超えてもまだ働かなければならないかもしれない

年金はぜんぜん期待していませんが、このように数字で明示的に示されると悲しくなりますね。

私のじいちゃんが60歳の時の写真と、現在のその辺にいる60歳の人は明らかに今の人のほうが若々しいので、私も60歳になった時は、今の人よりももう少し若々しくいるのかな?

 

じいちゃんは還暦(60歳のお祝い)の時、昔の人は60歳で死ぬ人が多かったけど今は違うと言っていました。となると、自分が60や70になっても、のんびりしないで働くべきなのかな。

 

・20代、30代の人口推移

2000年->2020年で20〜39歳は1000万人減少
これはすごく危機感を持っています。
今後、働き手が少なくなるのです。
私が働いているIT業界はどうなるのか?
誰がプログラムを書くのか? ベトナムやフィリピンなどにオフショアする?
減少分を賄いきれるのかな? 心配です。 
 

・20代、30代のお金

20歳から39歳の人たちが使うお金の総額は、人口減少スピードとほぼ同じ
勢いで減っていくと考えるのが自然です。
そしてそれは、2010年から2050年までで、45%(ほぼ半減)にも及ぶ劇的な減少率。

これは、もうしょうがないですね。

今後、国内の市場は小さくなるのは確実なので、そこでどうするのかを考えなければいけない。

市場を求め、海外に目を向けるのか? 効率化を進めて、今まで100の仕事しかできなかったことを200こなして稼ぐのか? 

 

・人口と所得が伸び続ける海外の新興国に活路を求めている

日本の大企業にとって、アジアや南米、中東やアフリカはすでにとても重要な市場。
そして、それらの企業で働くことになる今10歳以下の日本の子供たちは将来、ごく自然なこととして「インド人に車をうる」、「中国人に化粧品を売る」、「ブラジルで工場を立ち上げの支援をする」といった仕事に就くことになるでしょう。 

 大企業はそれでいいでしょう。

私みたいなフリーランスや中小企業はどのようにするのか?

 

個人や、中小企業でも海外と取引できるように考えるのか?

以前、ネットで「海外からプログラム作成の仕事を個人で受けた」記事を見たことがあるがそういうものが一般的になるのか?

そうなると報酬は国際的な銀行をつかうのかな?

スイス銀行しか思いつかない。(ルパン三世の影響ですね)

 

・未来永劫特定の仕事が、需要過多かどうかは誰にもわからない

規制緩和や新技術の動向をよく見ながら、常にスキル開発の努力を怠らないことは誰にとっても重要。
需要が供給を大きく上回る仕事を選ぶことのメリットは非常に大きく、それだけの努力をする価値は十分にある。

 常にスキル開発の努力は怠ってはダメですね。

胸に刻んでおきます。

需要が多く、供給が少ない仕事は報酬が多くなるでしょう。そのようなスキルを見極め、習得することが大切です。

ただ、それがわかれば苦労しないですね。常にその事を考えていればパッとひらめくのかな。
 

・お金がなくても生きていける日本

 1)基礎生活費
 2)住宅購入費
 3)育児、教育費
 4)老後費用

 これは、日本がインフラ(生活基盤)がしっかりしているのでお金がなくても生きていけることを言っています。

健康保険はみんな入っているから、病気になっても少しの料金で診察してくれますね。

前にマイケル・ムーア監督の「シッコ」を見ましたが、日本みたいに国民全員が健康保険に入れない悲惨さがありました。

日本に住んでいると当たり前だけど、海外に目を向けるとすごく恵まれた国だと改めて感じました。(でも私は、常々日本はいい国だと思っていますよ)

 

・仕事について

この世代(2012年に65歳の団塊世代)はお金だけでなく、家族の
形成と安寧、社会的評価、自己承認や仲間など、人生のあらゆるも
のを働くことから得てきている。
そういった人たちにとって仕事を失うことは、全てを失うことを意
味する。 

私の父親世代がそうです。仕事が全てで家族と過ごせなくても稼いできてるから一番偉い、家族の中では、”神”のような存在でした。

でも、私の世代は違いますね。家事を手伝ったり、子供の面倒見たり、奥さんが働いていたり、まあそのおかげで、私の独立も妻は応援してくれました。

父親世代であれば、そんなことは許されないでしょう。今の時代でよかったー。 

 

・いろいろなプチ引退

 パターン1 半年だけ働く「シーズン引退」
 パターン2 週に2、3日だけ働く「ハーフ引退」
 パターン3 好きな仕事だけを引き受ける「わがまま引退」
 パターン4 (共働きの場合)ひとり1年ずつ引退する「交代引退」 

私は「パターン2」を目指して奮闘中です。

現在は、独立したてで、何もないのでなんだかんだ週7日仕事をしているような感じです。

 

でも、家族でご飯食べれるし、一緒にテレビみて笑ったりできるし最高です。

サラリーマン時代には、月〜金まで働くことに何も疑問を感じていませんでした。 

思考停止(疑問を感じない)とは、なんと恐ろしいことか・・・。

 
 
 ぜひ読んでみては!!

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