みなさん、おはようございます!!
コウタロウです。
本日、紹介する本は、「俺のイタリアン、俺のフレンチ」です。
一時期大ブームでしたね。
著者は、「俺のイタリアン、俺のフレンチ」の社長です。
なんとこの著者はあの、ブックオフの創業者でもあります。
京セラ創業者稲盛和夫の盛和塾にも参加しており、そこのエピソードも書かれています。
なんか、起業のプロみたいな感じがしますが、この「俺のイタリアン、俺のフレンチ」までの事業は2勝10敗だそうです。
このような方でも勝率は全然高くないんですね。
ってことは、自分の場合は、、、、。
挑戦あるのみかな?
オススメ度:★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・立ち飲み居酒屋と、星付きレストランに着眼
超不景気だって言われる時代にも関わらず、毎日毎晩ものすごく繁盛している状態は、立ち飲みの居酒屋です。小さくても毎日毎晩活気ムンムンです。それからもう一つ、ミシュランガイドの星付きレストランです。この社会現象に気づいたことが、最初の1歩でした。普通だったら、「じゃあ立ち飲みをしようか」「じゃあ、星付きレストランで経験した凄腕シェフを迎えよう」・・・そんなふうになるかもしれません。しかし、この三人が閃いた事は、「この2つをくっつけてしまえ!」でした。そして、誕生したのが、俺の〇〇シリーズです。両方の勝ちパターンをくっつけているのですから、爆発しないわけがありません。
なるほどね〜。
勝ちパターンをくっつけて新しい事業を始める。
確かに爆発しないわけないですね。
自分にも思いつくかな〜。
IT業界の価値パターンってなんだろう?
それとももっと大きい視野で考えるべきかな?
うん、新しいことを考えるキッカケとヒントになった。
・フード原価率88パーセントでも赤字にならない状態
ビジネスを組み立てるときに、心の中でいつも繰り返していることは「競争優位性」です。これを差別化要因として、参入障壁を高く維持するのです。新業態に、立ち飲み居酒屋とミシュラン星付きシフォン合体させると決めたとき、安田さんが、「じゃあ、ちょっと計算してみましょう」と電卓を叩きはじめました。単価がいくらで、お客様がどのくらい来店されて、経費がいくらで、だったらどこまで原価を上げてもいいかという、結構単純な計算でしたが、結果には驚きました。お客様の回転数が上がれば、原価率60パーセントのほうが利益を出しやすいというのです。ポイントは回転数です。
差別化要因と参入障壁、大切です。
・店は劇場、裁量権を持った料理人はアーティスト
飲食業界の常識では、料理人には仕入れの交渉させないということになっているようです。料理人は価格や人事について決定権を一切持っていけないというおかしな決めことがあるのです。当社では、店舗での裁量権を料理人に与えています。これこそ、大企業には真似できない、後発の飲食業だからこそできる考え方だと思います。一例を挙げれば、開店当初と比べると、生ハムの仕入れ値は2分の1くらい安くなりました。料理人というのは、おいしい料理を作るだけではなく、信用のある業者さんとのお付き合いがあって、きちんとした良い材料を仕入れる価格交渉力を持ってることに気づきました。
へー知らなかったですね。
料理人は仕入れの交渉をしないんですね。
材料を使っているのは料理人で一番身近だから、価格を交渉するのも一番適している気がします。確かにおかしな決め事です。
確かに、私のIT業界もおかしな決め事が1つあります。
システムの見積もりをする時に、大体の要件を聞いて、◯日でできると報告するとそこから人件費、儲け等を上乗せして、お客さんに見積もりを出します。
しかしその見積もりを出す場にシステムを作る当人はいないことが多いです。
システムを作成する側(リーダーなど)がその場におらず見積もりが高いと言われ、何の根拠もなく、10万、20万ディスカウントして見積もりを出す。
もう、意味不明です。
その金額になっただけの根拠があるのに。
そこは、営業の仕事なんですかね?
私はこの本を読んだ後に、ちょっとおかしいなと疑問に思いました。
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