みなさん、おはようございます!!
コウタロウです。
本日、紹介する本は、「リスクを取らないリスク」です。
なんかタイトルに引かれて買っちゃいました。
自分的に、「リスクを取らないことがリスクになるの?どういうこと?」とはてな???がいっぱいです。
本を読めばわかるのかな?
オススメ度:★★★
著者の紹介
ニューヨークに拠点を置く投資顧問会社、ホリコ・キャピタル・マネジメントL L C 最高運用責任者。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)為替資金部ドル・円ディーラー、部長代理、同ニューヨーク支店バイス・プレジデントを歴任した後、ニューヨークにてファンドマネジャーとしてヘッジファンドの運用に携わる。関西学院大学経済学部卒、ニューヨーク大学大学院(ビジネススクール)にて金融を専攻、経営学修士(MBA)。2006年、アメリカで最も優れたアジア系ビジネスマン50人の1人として、アジア・アメリカ・ビジネス賞受賞。テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」「ワールドビジネスサテライト」をはじめ、テレビやラジオに多数出演。著書に『リスクを取らないリスク』(クロスメディア・パブリッシング)。
ワールドビジネスサテライトなどテレビやラジオに多数出演している方です。
本の紹介
投資顧問会社で働いている方の本のため、投資に関することも多く記載されています。
また、格差、金利、円安など、普段ニュースで見るけどなんとなく何が大変なのかわからないことも著者の考え方と共に丁寧に紹介されています。
投資や世界経済などちょっと敷居が高そうなこともこの本を読めば理解が深まります!
本の内容としては、大きく分けて
・想定されるリスク
・リスクを取る前に重要なこと
・リスクを取らないリスク対策
となっています。
この中でも特にオススメは、「リスクを取らないリスク対策」です。
リスクを取らないリスク対策
この本のタイトルにもなっている「リスクを取らないリスク」という言葉。
例えば、日本では定年まで会社勤めするのが今でも一般的で一度、退社すると次の就職が難しいこともあり、会社勤めで定年が一番安定していると考えられます。
しかし、この本によると会社勤めしていることもリスクなのです!!
極端な例と紹介されていますが、Microsoft創業者のビル・ゲイツ、Facebook創業者マーク・ザッカーバーグ、Apple創業者スティーブ・ジョブズはいずれも大学を中退するという大きなリスクを取りましたが振り返れば大学を辞めずに卒業してから起業したのでは今みたいに成功できたかわかりません。
つまり「リスクを取らないことがリスクになる」ということです。
一流の会社に勤めたら必ず定年まで給料を約束されていますか?
50歳くらいで急にリストラされて生きていけますか?
職場のストレスで病気になって働けなくなったりしませんか?
私はもうすぐ40歳ですが、フリーランスとして自分の将来を考えどこでも通用するよう技術的、人間的に成長しようと必死で考えています。
それでも失敗しないかどうか分かりません。
今の自分が安定していると考えている人は、よく考える必要があります。
リスクを取らないこともリスクなのです。