「vimにもだいぶ慣れて来たな〜」
「そろそろ次のステップに移りたいな」と思ったら次に覚えるのはvimマクロだ!!
(`ハ´)σ
vimマクロ覚えると単純作業が機械的に出来るようになるからホントに仕事がラクになるので凄くオススメ!!
確実に1つ、vimスキルがステップアップするよ!
vimマクロとはやりたい事を記憶させて、後でその操作をさせる事です。
先に実例を見た方がいいですね!
例えばこんなテキストがあります。
「フリーランス チャレンジ」より前を削除したいですが1つずつ消していくのは大変です。
こんな風にしたいんだけど・・・
そこで便利なvimマクロを使うと!
一瞬!!!
覚えるしかないね!
マクロの記録
まず最初は、マクロの記録です。
手順は記録開始、覚えさせたいキーボードの操作、記録終了の順番です。
マクロの記録開始は”q” + 任意の1文字。
次に覚えさせたいキーボードの操作です。
今回であれば、先頭から「フリーランスチャレンジ」の前までを削除する操作を覚えさせます。
そして最後は記録終了で”q”押下です。
手順は下記の通りとなります!!
↓ ↓ ↓
①カンマに移動を覚えさせる(これは事前準備)
②マクロの記録開始
③ヴィジュアルモードにする
④「フリーランス チャレンジ」まで移動
⑤消す
⑥1つ下の行に移動
⑦マクロの記録終了
それでは1つずつ説明します。
①カンマに移動(事前準備)
“f”押下して、カンマ”,”押下。
はい、カーソルがカンマまで移動しましたね。
次からマクロの記録を開始するので先頭に戻っておいてください!!
これで事前準備終了。
②マクロの記録開始
マクロの記録開始は”q” + 任意の1文字です。
今回は、”q” + “a”で記録します。
ノーマルモードで”q” + “a”を押下すると赤枠のように記録中となります。
③ビジュアルモードにする
ビジュアルモードにします。
“v”を押下してください。
④「フリーランス チャレンジ」まで移動
“f”でカンマを覚えさせているので「フリーランスチャレンジ」まで”;”を3回押下して移動します。
はい、「フリーランスチャレンジ」の前まで選択されましたね。
⑤消す
“x”押下で選択範囲を削除します。
⑥1つ下の行に移動
“j”押下で次の行に移動してください。
⑦マクロの記録終了
最後に “q”押下してマクロを終了します。
おつかれさまでした!
これでマクロの完成です!!
マクロの実行
早速、先ほど記憶させたマクロを実行しましょう。
マクロの実行は”@” + マクロ記録時の任意1文字です。
今回であれば”@a”となるので”@a”と押下してください!!
ほらね!
3行目の「フリーランスチャレンジ」より前が消えたでしょ!!
マクロは複数回実行させることも可能です。
”@”の前に実行させたい回数を入力するだけです。
10回実行したければ”10@a”と打つだけ。
このマクロを覚えれば大抵の複雑な処理(削除、追加、修正など)はマクロで簡単に処理することができます!!
マクロさえ覚えてしまえば、あなたの生産性は数倍にも膨れ上がります!!
最初は簡単なマクロを作成してコツを掴んでいってください。
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